TEL:055-935-5252
それぞれのご利用者にとっての「もうひとつの家庭」を目指して...
「和みの郷」平成14年の開所以来、介護方法にユニットケアを採用してきました。(介護保険制度でのユニット型特養は個室で10人前後のご利用者などの基準がある為、介護保険上では、従来型特養に位置づけられています)ユニットと呼ばれる少人数の生活単位ごとに職員を配置し、ご利用者様のお一人お一人に合わせた介護をしています。定員は、80床です。多床室が70床で5ユニットに分かれ、残りの10床は全て個室で1ユニットとなっています。どのユニットも、それぞれの居室の出入り口がリビングルームに向いています。1つのユニットは、ご利用者様14名または10名と介護職員5名から6名で生活しています。
ユニットや居室の決定はご利用者様のご要望や個別の状況に合わせて決定しています。どのユニットも概ね同じような構造ですが、各ユニットがご利用者様に合わせたケアをすることでユニットの雰囲気は少しずつ違っています。
平成26年度からは、移乗用リフトと新たに入浴設備2種類(計5種類)を導入しました。介護機器を積極的に導入することで、多様なご利用者様の機能を活かし、状況に合わせた自立支援を行うことが可能となります。
スタッフ(『和みショートステイ』と合算)
ユニットケア
ユニット単位による家庭的雰囲気の中、安心して過ごしていただけます。
居室
サービスの内容
日常生活品購入代行
入居者およびご家族が購入困難である場合は嗜好品(おやつ類など)については、定期的に注文を頂き購入することが可能です。
金銭管理
ご自分で金銭管理が困難な場合は金銭管理サービスをご利用いただけます。収支の明細についても定期的に報告いたします。
入浴の種類
個浴、機械浴
医療ニーズ
ストーマ・バルーンカテーテル・胃ろう等医療ニーズの高い方も受け入れています。
特別養護老人ホーム課長 山根
入居者は「身体機能」「安全性」「個人の社会性」を配慮し、ユニットに分かれ生活しています。ユニット内の環境は、個人にとってより良いものを選択しています。「ベッド」「椅子」の生活だけではなく、「布団」といった環境もあります。入居する前に使用していたタンスに囲まれて生活している入居者もいます。やはり慣れ親しんだ家具は気持ちを落ち着かせ、安心できる空間となるようです。また、自立度の高い入居者には「洗濯物をたたむ」「食事のためにお茶を入れる」「食器を準備する」「新聞を取りに行く」など、生活を営んで行く上で当たり前にしていた行為が、施設に入居されても継続できるように工夫しています。
私たちは、入居者に「より良いサービスの提供」をするために専門職としての視点をもち「安全面の確保」「介護技術の向上」「業務改善」に取り組んでいます。入居者の身体面や精神面の変化を感じ取り、状況に応じたケアの検討が行えるよう努力しています。ケアプランを立てるときには、ご本人・ご家族にも会議に参加していただいて「ご本人にとって」という部分を大切にしています。
生活相談員 清水
近年の社会の変動に伴い、65歳以上の方の生活、身体、病気等のニーズや、支えているご家族の生活背景は個人で異なり、複雑になってきています。
施設相談員として、皆さんが抱えているニーズや社会的問題を本人、ご家族と一緒に解決できるよう取り組み、安心して和みの郷で生活して頂けるよう支援させていただけたらと思っています。
又、入所相談も随時受け付け、お困り事や悩み事等を聞き、その方に合った生活が送れるよう支援させて頂きます。
今後ますます高齢社会となり、多くの問題に対して、微力ながら援助、支援できるよう努めてまいりますので、お気軽にご相談ください。
はなみずきリーダー 小林
ご利用者のさまざまな生活ニーズに応え、生活を援助することが私たちの仕事ですが、思いや希望をスムーズに表現できる方ばかりではないので、ご利用者の思いに出会うまで、じっくり時間をかけておつきあいすることがあります。
そのような経験を通して、人と向き合うことの大切さやむずかしさ、そして喜びをご利用者から学ばせていただいています。
「よかったよ。」「うれしいよ。」「たのむね。」などの言葉をご利用者からいただくと、「この仕事をしてよかった。」と心から思い、自信や励みにつながります。
これからも、「はなみずき」がご利用者にとって安心して過ごせる場所、みなさんの明るい声や笑顔がたくさんあふれる場所になるよう、チームみんなで努力していきたいと思います。